ビブリア古書堂は鎌倉の一角にあり、その落ち着いた雰囲気にもかかわらず、さまざまな客が訪れます。
常連客でにぎやかなあの人や、困惑するような珍客もいます。
人々は懐かしい本に想いを馳せます。時にはそれらの本が予想もしなかった人と人の絆を生んでくれることも。
美しい女店主は、古書に秘められた「言葉」を読みとりながら頁をめくります。彼女と無愛想な青年店員が、ある日その妙なる絆を目の当たりにしたとき、近くに絆があることを思い知ります。
これは「古書と絆」にまつわる物語です。
三上/延作家。古書にまつわる謎を解いていく、ビブリオミステリ『ビブリア古書堂の事件手帖』がベストセラーとなる。ホラーからファンタジーまで、幅広い作風で縦横に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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