小説家志望を経て、ニトロプラスに入社し、『Phantom -PHANTOM OF INFERNO-』のシナリオを手がける。また、『鬼哭街』以降は、企画原案や監修などの製作統括者的な役割を多く担当。しかし、『続・殺戮のジャンゴ -地獄の賞金首-』では、約4年ぶりにゲームのシナリオを手がけ、『Fate/Zero』との共同プロジェクトにも携わった。『Fate/Zero』は、2006年12月コミックマーケット71で1巻が発売され、2007年12月のコミックマーケット73で完結した。 2008年には、『Phantom』や『続・殺戮のジャンゴ』への興味から、ニトロプラスを退職した。
小説家志望を経て、ニトロプラスに入社。同社のデビュー作となる『Phantom-PHANTOMOFINFERNO-』などのシナリオを手がける。『鬼哭街』以後は、『"Hello,world."』では企画原案、『斬魔大聖デモンベイン』では監修を勤めるなど、製作統括者的な役割を任されていることが多くなっていたが、ニトロプラスの新作『続・殺戮のジャンゴ-地獄の賞金首-』で『沙耶の唄』以来約4年ぶりにゲームのシナリオを手がけた。TYPE-MOONとの共同プロジェクト『Fate/Zero』の著者を担当した。『Fate/Zero』は2006年12月コミックマーケット71にて1巻の「第四次聖杯戦争秘話」が発売され、本書は翌年12月コミックマーケット73にて発売された4巻の「煉獄の炎」にて完結した。2008年には『Phantom』や『続・殺戮のジャンゴ』で興味を持った広江礼威からの指名で、『ブラック・ラグーン』のノベライズを著す。内容は「FujiyamaGangstaParadise」(日本編)の前日譚に当たるオリジナル。アダルトゲームに散見される「軽い・性的な描写」よりも、銃器・戦闘シーン等の「重い・暴力的な描写」に定評があるライターである。作りこまれた重厚な世界観と緻密なストーリーにはファンが多い。Leaf製作のアダルトゲームである『痕』の影響を受け、そのヒロイズムを採用した作品が多いのも特徴の一つである。本人は「心温まる物語を書きたい」と心の内を『Fate/zeroVol.1』や『白貌の伝道師』のあとがきの中で語り、『キューティーハニー』を例に挙げて「愛の戦士」を自称している。しかし、ストーリーを突き詰めると「バッドエンド」になってしまうといい、事実、キャラクターたちが最良と思い、あるいは何気なく行った選択や行動が裏目に出て、救いようのない暗い結末を迎えることが多い。自身のこの傾向に悩んで、一時は筆を折る事も考えていたと発言しており、その時期に書いた『Fate/zero』は立ち直るきっかけになったという。映画愛好家であり、作品中にそれを模した場面が描かれることがある。例えば『Phantom-PHANTOMOFINFERNO-』では、作品の一部が『レオン』のプロットをなぞる形になっており、またヒロインの一人が『タクシードライバー』の主人公の台詞を真似たり、『夕陽のガンマン』の決闘方法を真似ている(その経緯のためか、『NOIR』が同作品の模倣ではないか、訴訟を提起すべきではないか、とインターネット掲示板で議論が起こったときに、「そんなことをしたら、こっちが映画製作者から訴えられる」という趣旨のコメントをしたことがある)。「TECHGIAN」のメーカーコラムに『8mm』や『処刑人』のパロディを書いたことがあるほか、同人作品『浄火の紋章』などの『リベリオン』の二次創作ゲームを製作した。
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