出版社 / 著者からの内容紹介
東野圭吾が描く、「黒い笑い」。本書は、平静を装いながら文学賞の選考結果を待つ作家と、内心では「無理だろう」と思っている編集者を皮肉たっぷりに描く短編をはじめ、笑いをテーマにした作品を収録した傑作短編集です(解説/奥田英朗)。
内容(「BOOK」データベースより)
作家の寒川は、文学賞の選考結果を編集者と待っていました。「賞をもらうために小説を書いているわけじゃない」と格好をつけながら、内心は賞が欲しくて欲しくてたまらない。一方、編集者は「受賞を信じている」と熱弁しながら、心の中で無理だなとつぶやきます。そして遂に電話が鳴って―。文学賞をめぐる人間模様を皮肉たっぷりに描いた「もうひとつの助走」をはじめ、黒い笑いに満ちた傑作が満載の短編集です。
東野圭吾1958年大阪市生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞、99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞と第6回本格ミステリ大賞を受賞
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