狼と香辛料VI

ホロが口にした旅の終わり。しかし、ロレンスは彼女を説き伏せ、ヨイツまで共に旅を続けることを決める。二人はエーブを追いかけ、レノスの港から船で川を下ることになった。

途中、船が立ち寄った関所で、少年コルが巻き込まれた厄介ごとを目撃する。ロレンスは、思いがけず彼を助けることに。そして、訳ありらしいコルの故郷の話や船乗りたちの噂を聞くうちに、二人はヨイツに関する重要な言葉を耳にする。

これがシリーズ初めての船旅の物語。新感覚ファンタジーの醍醐味を味わいつつ、二人が迎える冒険の行方に注目だ。

作者简介

支倉　凍砂（ハセクラ　イスナ）１９８２年１２月２７日生まれ。第１２回電撃小説大賞“銀賞”受賞